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健康情報を更新しました 「注意したい冬の感染症「インフルエンザ」「ノロウイルス」」

今月の健康情報は「注意したい冬の感染症「インフルエンザ」「ノロウイルス」」です。

 

注意したい冬の感染症「インフルエンザ」「ノロウイルス」

秋が一段と深まり、近頃は気温が下がって一気に冬の雰囲気に近づいてきましたね。今回は冬に流行する感染症の代表格「インフルエンザ」と「ノロウイルスによる胃腸炎」について、病気の予防法や、なってしまった場合の対応について紹介します。

インフルエンザ

インフルエンザは「インフルエンザウイルス」が起こす感染症で、感染力が強く重い合併症を引き起こすことがある病気です。11月下旬ごろから流行が始まり、1~2月ごろにピークを迎えます。

・流行のピーク:1月~2月
・感染経路:飛沫・接触感染
・症状:38度以上の発熱、強い倦怠感・関節痛

■インフルエンザにかからないために
・予防接種を受けましょう

インフルエンザワクチンにはインフルエンザの発症や重篤化を予防する効果があります。接種から抗体ができるまで2週間程度かかるので、まだ受けていない方は早めに受けるようにしましょう。

・感染経路を断ちましょう

こまめな手洗い、アルコール消毒液などでの消毒を行い、体に菌を入れないようにしましょう。

・免疫力を高めましょう

体が弱っているとウイルスに感染しやすくなります。バランスのいい食事、睡眠を心がけましょう。

■インフルエンザかな?と思ったら早めに受診

インフルエンザを疑う症状があった場合は早めに医療機関を受診しましょう。治療薬は発症から48時間以内に服用することで効果的に症状を抑えることができます。

ノロウイルスによる胃腸炎

一年を通して発生する感染症ですが、特に冬に流行し、11月ごろから発生件数が増え始めます。

・流行のピーク:12~1月
・感染経路:経口感染

 ・汚染された食品の生食
 ・患者の排泄物・嘔吐物などからの二次感染
 ・感染者の調理した食品の飲食等

・症状:吐き気・嘔吐、下痢、腹痛、発熱など
■ノロウイルスに感染しないために
・二枚貝などの食品はよく加熱しましょう

ウイルスは熱に弱いため、汚染の恐れがある二枚貝などはよく加熱調理して食べるようにしましょう。中心部が85~90度で90秒以上過熱するのが有効とされています。

・感染経路を断ちましょう

ノロウイルスの感染力は非常に強く、わずか数十個のウイルスで発症するといわれています。アルコールは無効なため、かならず石鹸を用いてこまめに手洗いをするよう心がけましょう。

■ノロウイルスに感染してしまったら:脱水症状と感染拡大に注意

ノロウイルスに対するワクチンはまだなく、治療は対症療法が主なものになります。脱水症状を防ぐため、経口補水液などで水分補給をするようにしましょう。
また、感染者の吐物や糞便は、使い捨ての手袋やマスク、次亜塩素酸ナトリウムを含んだ消毒液を用いて適切に処理することも必要です。

健康情報を更新しました 「健康的に食欲の秋を楽しもう」

今月の健康情報は「健康的に食欲の秋を楽しもう」です。

 

健康的に食欲の秋を楽しもう

秋といえば、たくさんのおいしい食材が旬を迎える季節。今回は、「食欲の秋」にちなんで健康的に食事を楽しむための情報をお伝えします。

秋の食欲の原因は「日照時間の減少」と「気温の低下」?

秋に食欲が増す原因にはいろいろな説があります。その中で、ある程度根拠があるといわれているのは「日照時間減少」「気温の低下」です 。

■日照時間の減少

夏から秋にかけて日が落ちるのが早くなり、日照時間が減少します。この日照時間の減少に影響されて減ってしまうのが、脳内の神経伝達物質である「セロトニン」です。セロトニンは感情や気分のコントロールに深くかかわっており、不足すると睡眠障害やうつなどの原因にもなります。
セロトニンは、以下のような食品の栄養素から合成できるといわれています。

・ビタミンB6…魚(特にサンマやイワシなど)、肉、レバーなど
・トリプトファン…魚、肉、大豆製品、卵、ナッツなど
・炭水化物…穀類やいも類、果物や砂糖など

秋に食欲が増すのはこのような栄養を摂ってセロトニンを増やし、精神の安定を保とうとしているからではないかというのが一説です。

■気温の低下

秋になって気温が下がると、体温を維持するために基礎代謝(生命を維持するために必要なエネルギー )が上がります。エネルギーを多く使うため、それを補給しようと食欲が増すのです 。ただ、近年はエアコンなどの普及で季節変化の基礎代謝への影響は考慮しなくてもよいという説もあります 。

食べ方に注意。健康に食事を楽しむために

旬の食材は栄養価が高いため、健康のためには積極的に摂取したいもの。ただ食べ過ぎたり食べ方を間違えたりすると体に負担をかけることになります。秋の食材がおいしいあまり「毎年秋に太ってしまう」という方も多いのではないでしょうか。食欲の秋だからこそ、日ごろの食事のとり方を見直してみませんか?

■塩分や脂質に気を付ける

夏に好んで食べていた「あっさり味」の冷たい料理に比べ、秋冬に食べたくなる「煮物」や「お鍋」などは塩分が多くなりがちです。さらに、夏に比べ汗をかく量が減ってくるため、体にとって塩分過剰になってしまう場合も。また秋の食材は特に脂がのっています。例えば、秋の味覚の代表格・サンマは、なんとこの時期は身の3割近くが脂肪です。いくら体にいい食材とはいえ、塩分・脂質の摂りすぎはむくみや体重増加、生活習慣病にもつながります。もし食べ過ぎてしまった場合は減塩を心がけ、翌日の食事を調整するなどしましょう。

■食べる順番に気を付ける

サツマイモや栗、新米や糖度が高い果物など、秋が旬の食べ物は甘くておいしいですよね。ただ、甘みが強い食べ物の中には、糖質がたくさん含まれ血糖値を急激に上げてしまうものも多いのです。血糖値の急上昇は糖尿病にもつながります。これを防ぐには食べる順番を意識するのが大切です。野菜や海藻、秋が旬のキノコなど食物繊維が多い食べ物は、糖の吸収を緩やかにすることができるので、始めに食べるようにしましょう。

■よく噛んで食べる

早食いすると脳が満腹を感じるまで時間がかかるため、食べ過ぎにつながります。よく噛んで食べることで食べる量を適量に抑え、唾液の分泌が増えて消化を助けることができます。噛む回数を増やすためには噛み応えのある食材を使用するのが◎。ゆっくりと味わって食事を楽しみましょう。

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健康情報を更新しました 「9月は健康増進普及月間。「ロコモ」予防で健康寿命を延ばそう」

今月の健康情報は「9月は健康増進普及月間。「ロコモ」予防で健康寿命を延ばそう」です。

 

9月は健康増進普及月間。「ロコモ」予防で健康寿命を延ばそう

9月1日から30日までの1カ月は厚生労働省が推進する「健康増進普及月間」です。これは「『健康寿命』の延伸」のため「生活習慣病の特性や運動・食事・禁煙など個人の生活習慣の改善の重要性についての国民一人ひとりの理解を深め、さらにその健康づくりの実践を促進する」(※1)ことを目的に毎年行われています。今回は健康増進普及月間にちなんで、健康寿命を延ばす取り組みの中から「運動器の健康(ロコモティブシンドロームの予防)」にフォーカスしてお伝えしていきます。


健康寿命って何?

「健康寿命」は、生まれてから死ぬまでの期間(寿命)のうち、医療や介護に頼らずに自立した生活ができる生存期間のことで、2000年にWTO(世界保健機関)が提唱しました。日本では3年に一度、国民生活基礎調査で「健康上の問題で日常生活に影響がない」と答えた人の割合や年齢別の人口などから都道府県ごとに算出しています。寿命のうち健康寿命の割合が高い、つまり生活のより長い期間を健康に自立して過ごせることは人生の質向上にもつながります。これからは寿命とともに健康寿命の向上を意識していくことが大切です。



日本人の健康寿命の現状

日本人の平均寿命は、2018年の調査で女性が87.32歳、男性が81.25歳(※2)(過去最高)となっており 、今後も延びていくと予想されています。一方健康寿命は2016年の調査で、女性は74.79歳、男性は72.14歳(※3)と10年前後も開きがあり、健康な長寿社会の実現には課題が多いのが現状です。そのような中、厚生労働省は2040年までに健康寿命を男女ともに3年以上延ばすことを打ち出し(2019年3月)、取り組みを進めています。


健康寿命を延ばすカギは運動器

それでは、寿命を全うするまで自立して健康にいられるためにはどうしたらよいのでしょうか。認知症予防や生活習慣病予防等とならんで重要な要素のひとつは「運動器」です。運動器とは骨や筋肉、関節のほか、脊髄や神経が連携し、身体を動かす仕組みのこと。それが衰え「立つ」「歩く」といった機能が低下している状態を「ロコモティブシンドローム(通称ロコモ)」といいます。ロコモが進むと転倒・骨折しやすくなり、寝たきりにつながりやすいといわれています。要支援・要介護になる大きな原因のひとつが転倒・骨折や関節の病気など運動器の障害によるものなのはご存知ですか?実は認知症や脳血管障害(脳梗塞など)より多く、原因全体の約4分の1を占めているのです。(※4)



若いあなたも予備軍かも?ロコモ度テストをやってみよう

「ロコモ度テスト」は将来ロコモティブシンドロームになる可能性を判断するテストです。足腰を使う機会が少ない現代ではどんな世代の方でもロコモの危険があります。ぜひ自分のロコモ度を診断しこれからの健康維持に役立てていきましょう。

■立ち上がりテスト

片足または両足で決まった高さから立ち上がり、脚力を図るテストです。


■2ステップテスト

歩幅を測定し、下肢の筋力・バランス能力など歩行能力を測ります。

注意

無理をして転んだりしないように注意してください。
●腰や関節の痛み、筋肉の衰え、ふらつきといった症状が悪化してきている場合は、すぐに医師の診察を受けてください




健康な足腰を作る!ロコモーショントレーニング

診断の結果はいかがでしたか?ロコモを防ぐには適度な運動と適切な食生活(体重管理)が大切です。今回はロコモ度が高かった方にぜひ実践してほしい、ロコモ対策に有効な運動(トレーニング)を紹介します。

■開眼片足立ち(1日3回)

① 目を開いてしっかり立つ
② 片足を軽く上げ、1分間保つ
③ 足を下ろし、もう片方の足を軽く上げ、1分間保つ


■スクワット(1日3回)

① 足を30°くらいに開き、しっかり立つ
② お尻の下ろし上げを5~6回くりかえす
※深呼吸をしながら行います
※体重が足の裏の真ん中にかかるようにします
※曲げたひざはつま先より前に出ないようにします
※ひざの曲がりは90度を超えないようにします


注意

●負担をかけすぎるのはけがや故障の原因になります。自らの体重・体調・体力に応じてできる範囲で行いましょう。
●病院で治療等を受けている方は医師の指示に従ってください
転倒する恐れがあります。必ずつかまるものがある場所で慎重に行いましょう。



出典

※1 厚生労働省 令和元年度健康増進普及月間について
※2 厚生労働省 平成30年簡易生命表
※3 厚生労働省 平成28年国民生活基礎調査
※4 日本整形外科学会公式ロコモティブシンドローム予防啓発公式サイト「ロコモonline」


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健康情報を更新しました 「実は夏バテの原因?夏こそ「冷え」に注意しよう」

今月の健康情報は「実は夏バテの原因?夏こそ「冷え」に注意しよう」です。

 

実は夏バテの原因?夏こそ「冷え」に注意しよう

高温多湿な日本の夏。熱中症や日焼けなど、暑さ対策は万全でも「体の冷え」に無頓着になっていませんか?今回は、夏に起こりやすい「冷え」と体の不調の関係、冷えを起こさないための対策についてご紹介します。


夏に起こりがちな体の不調

夏になると、体にこんな不調が出ることはありませんか?

・暑さのせいか、食欲が出ない
・なかなか寝付けない、逆に寝すぎてしまう
・頭が痛い、重い。肩が凝る
・なんとなくだるい、やる気が出ない

いわゆる「夏バテ」の症状です。クーラーをフル稼働して室内を冷やしたり、キンキンに冷えた麦茶やビールなどを飲んだりして対策している方も多いのではないでしょうか。一日中涼しい室内でじっとしている人も多いかもしれません。

しかし、暑さを避けるためにとっているこれらの行動が、実は夏バテを加速させる原因になり得るのです。



現代の夏バテの特徴は「冷え」による自律神経の失調

昔の夏バテは暑さで体が疲労することで起きていました。しかし、冷房設備が整った現代では事情が違うようです。

ポイントは、さまざまな内臓器官の働きを調節してくれている「自律神経」。自律神経は、暑いところでは皮膚の血管を開き、寒いところでは閉じるなどの働きをすることによって、私たちの体温を調節しています。

しかし、暑い屋外と寒い室内の行き来を繰り返して血管の急な収縮を繰り返したり、体を冷やし続けて血管を収縮したままにしたりしておくと、この自律神経が参ってしまうのです。

その結果、体温だけでなく体のさまざまな器官に不調をきたし、食欲の低下や睡眠障害、倦怠感、血行不良からくる頭痛や肩こりなどの症状につながるのです 。特に女性は男性よりも筋肉が少なく冷えに弱いため、注意が必要です。




体のさまざまな部分に作用する自律神経。
働きが狂うと体調にいろいろな悪影響を及ぼします

冷えによる夏バテを防ぐには

このように、冷えすぎを防ぐことは夏でも重要です。熱中症・日焼け対策とバランスをうまくとって、体を温め、自律神経を整えることを心がけましょう。

■クーラーの温度、風の向きに注意する

屋外と室内の気温差が大きいと自律神経に負担がかかります。外との気温差5~7度の範囲で設定し、冷やしすぎないようにしましょう。また、冷風を体に直接受けると実際の温度より低く感じます。風向きを調整したり、カーディガンなどの羽織物や靴下、レッグウォーマーを使用したりして、冷風が直接当たるのを防ぐようにしましょう。

■体を温める食べ物を食べる

クーラーがなかった時代は、スイカやキュウリ、トマトなど、体を冷やす食べ物や冷たい飲み物を摂取することで暑さをしのいでいました。しかし、クーラーの風を一日中浴びている体には「冷やしすぎ」になってしまっている場合も。体が冷えている場合は、ショウガやカボチャなど体を温める食べ物や温かい飲み物を摂るようにしましょう。

■軽い運動を行う

体が冷えると血行が悪くなり、肩こりや頭痛といったさまざまな体調不良を引き起こします。血行を良くするには体を動かすことが有効ですが、暑い屋外で過度な運動をする必要はありません。エスカレーターやエレベーターを使わずに階段を使ったり、仕事や家事の合間にかかとを上げ下げしてみたりと、日常生活でできる軽い運動でもOK。特に下半身など大きな筋肉を使う運動を行うことで体が温まり、リンパの流れや血行が良くなることで不快な諸症状の解消につながります。

■湯船につかって体を温める

一日中クーラーに当たった体は芯から冷えています。暑いからとシャワーだけで済ますと体温が上がらず、冷えっぱなしになる場合も。また、体温が下がると免疫力も低下して病気を招きやすくなります 。夜の入浴では短い時間でも構わないので湯船につかって体温を上げ、血行を良くしましょう。

ぬるま湯にじっくり浸かって汗をかき、リラックスすることで自律神経も整います




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健康情報を更新しました 「意外に多い夏の脳梗塞。夏血栓に注意!」

今月の健康情報は「意外に多い夏の脳梗塞。夏血栓に注意!」です。

 

意外に多い夏の脳梗塞。夏血栓に注意!

一般的に冬に多いと思われがちな「脳梗塞」。しかし、脳梗塞が増加するのは、実は夏(6-8月)だともいわれています。今回は、夏の脳梗塞の原因とその対策についてご紹介します。



脳梗塞はどんな病気?

脳梗塞は、脳の血管の一部で流れが止まり(梗塞し)、血液が届かない細胞が死んでしまう病気です。脳の細胞が死んでしまうと、体のしびれや麻痺、言語障害が起こります。一度失われた機能は戻すことが難しいため、大変恐ろしい病気です。日本人の死亡原因の第3位は脳血管疾患(いわゆる脳卒中)ですが、その大きな割合を占めるのが脳梗塞といわれています。



夏の脳梗塞の原因「夏血栓」とは

脳梗塞の原因の一つは、脳血管の中に「血栓」ができて血の流れを塞いでしまうこと。その血栓のうち、夏にできやすいものは「夏血栓」とよばれています。

寒暖差等で血管が急激に収縮して起こる冬の血栓とは違い、夏血栓は脱水症状により血液がどろどろになることで起こるのが特徴です。夏血栓の初期症状は倦怠感や頭痛、めまいなどで、熱中症と似ていることから区別が難しく、対処が遅れやすいといわれています。



夏血栓を防ぐには

では、夏血栓を防ぐためにはどのようなことをしたらよいのでしょうか。ポイントはこまめな水分補給と暑さを避けること。実は熱中症対策と同じ方法で予防できるといわれています。

■こまめな水分補給
血がどろどろになるのを防ぐためには水分補給が重要です。のどが渇いていなくても意識的に飲むようにしましょう。特に大量の汗をかくときは、スポーツドリンクなど塩分や糖分を含み体への吸収がスムーズに行われるものも◎。逆にビール等のアルコール飲料は利尿作用等により脱水症状を招きやすいので注意が必要です。

■暑さを避ける
過酷な暑さへのガマンは厳禁。エアコンや扇風機等を適度に使用して室温を下げましょう。通気性や吸水性のいい衣類や冷却グッズを身に着けるのも有効です。また、外出する際には日かげを選んで歩いたり、帽子や日傘を使用したりして直射日光を避けましょう



脳梗塞を見分けるには「FAST」をチェック

脳梗塞をはじめとする脳卒中の症状を見分ける方法として、米国脳卒中協会が「Act-FAST(アクトファスト)」を提唱しています。

■Act-FAST

F:顔(Face)のマヒ
歯を見せてうまく笑顔が作れるかをチェックします。

A:腕(Arm)のマヒ
「前にならえ」をして片方の腕が下がってきていないかチェックします。

S:言葉(Speech)の障害
言葉がでてくるか、ろれつが回っているかをチェックします。

T:発症時刻(Time)を確認しすぐに119番!
上記1つでも当てはまれば一刻も早く病院へ。すぐに受診することで初期治療の効果が上がります。



脳梗塞を根本的に防ぐのは生活習慣の改善

夏に多く発症するとはいえ、血栓を防ぎ、脳梗塞にならないためには日ごろから病気になりにくい健康的な生活習慣を続けておくことが大切です。最後に、日本脳卒中協会が提唱する「脳卒中予防10カ条」をご紹介します。

■脳卒中予防10カ条
1.手始めに 高血圧から 治しましょう
2.糖尿病 放っておいたら 悔い残る
3.不整脈 見つかり次第 すぐ受診
4.予防には たばこを止める 意志を持て
5.アルコール 控えめは薬 過ぎれば毒
6.高すぎる コレステロールも 見逃すな
7.お食事の 塩分・脂肪 控えめに
8.体力に 合った運動 続けよう
9.万病の 引き金になる 太りすぎ
10.脳卒中 起きたらすぐに 病院へ


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健康情報を更新しました 「6/1~6/7はHIV検査普及週間です」

今月の健康情報は「6/1~6/7はHIV検査普及週間です」です。

 

6/1~6/7はHIV検査普及週間です

毎年6月1日から6月7日までの1週間は、厚生労働省の定める「HIV検査普及週間」です。今回は、HIVについてご紹介します。



HIVとは?

HIVとは、ヒト免疫不全ウイルス(Human Immunodeficiency Virus)のことです。
HIVは菌やウイルスから体を守る免疫の中心であるTリンパ球(CD4細胞)などに感染し、免疫力を低下させます



HIVに感染するとどうなる?

HIVに感染すると、通常6~8週間後に、血液中にHIV抗体が検出されます。また、感染から2〜4週間以内にインフルエンザに似た症状が出ることがあります。
その後、自覚症状のない時期(無症候期)が数年〜10年続きます。さらに進行すると、免疫力が低下し、本来なら自分の力で抑えることのできる病原体にも感染しやすくなってしまいます。
このようにして、抵抗力が落ちることで発症する疾患のうち、カンジダ症(食道、気管、気管支、肺)やニューモシスティス肺炎など代表的な23の疾患が指標になっており、これらを発症した時点でエイズと診断されます。


■HIVとエイズは違います
エイズとはHIVウイルスの感染により「後天性免疫不全症候群」という病気を発症した状態を指します。HIV=エイズ、ではありません。

・HIV  ヒト免疫不全ウイルス(Human Immunodeficiency Virus)
・エイズ HIVウイルスの感染により発症する「後天性免疫不全症候群(AIDS:Acquired Immuno-Deficiency Syndrome)」



HIVの感染経路

HIVの感染力は弱く、唾液、涙、尿などの体液には他人に感染させるだけのウイルスは含まれていません。 そのため、性行為以外の社会生活の中でうつることはありません。HIVは血液、精液、膣分泌液、母乳などに多く分泌され、以下の3つの経路で感染します

1.性的感染
最も多い感染経路が、性行為による感染です。
HIV感染者の血液・精液・膣分泌液から、相手の性器や肛門、口などの粘膜や傷口を通って感染します。膣や口腔の粘膜は重層ですが、腸管粘膜は単層であることから傷つきやすいため、HIVが侵入しやすく、感染リスクが高くなります。

2.血液感染
HIVが含まれる血液の輸血や、麻薬の回し打ちなどの注射器具の共用によって感染します。輸血については、献血された血液に厳重な検査を実施しているため、感染の可能性は極めて低いとされています。

3.母子感染
母親がHIVに感染している場合、妊娠中の胎内感染、出産時の産道感染、授乳時の母乳による感染の可能性があります。母親がHIV感染症の治療薬を飲むことや母乳を与えないこと等の母子感染予防対策によって、赤ちゃんへの感染を0.5%未満に抑えることができます。




HIVの感染経路

■HIVの検査ができる場所
全国の保健所で無料・匿名で検査が受けられます。予約が必要な場合もあるため、事前に電話やホームページ等で確認してみることをおすすめします。有料ですが、泌尿器科、産婦人科などの医療機関でもHIV検査は受けられます。
※献血での血液検査は輸血される方の安全確保のために行っているものであり、献血者に結果は伝えられません。


■HIVの検査方法
HIVの検査は、2段階で行われます。
1.スクリーニング検査:HIVに感染している可能性があるか、ふるい分ける検査
2.確認検査:スクリーニングで陽性となった場合に、その反応が本当にHIVによるものか確認する検査

また、検査には「通常検査」と「即日(迅速)検査」があります。
通常検査
 検査の結果が出るまでに1〜2週間かかります。
即日(迅速)検査
 通常検査と同様の検査方法ですが、検査の当日にスクリーニング検査の結果を伝える方法です。陽性の場合には、1〜2週間後に改めて確認検査の結果を聞きに行く必要があります。



HIVの治療法

現在、HIVを体内から完全に取り除く治療法はありませんが、 HIVの治療法・治療薬は日々進歩しており、抗HIV薬を適切に服薬してエイズの発症を防ぐことで感染前と変わらない日常生活を送ることができるようになっています。
ただし、薬をきちんと飲み続けないと、薬剤耐性のあるウイルスが出現し薬が効かなくなってしまいますので、治療は必ず継続しなければいけません。




早期発見が最も重要

エイズを発症して未治療の場合、余命は2〜3年と言われています。 自覚症状がないうちにHIV感染を知ることができれば、エイズの発症を抑える適切な治療が受けられます。HIV感染を早期に発見し、治療を始めることが最も重要です。思い当たることがあれば、必ず検査を受けましょう。


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健康情報を更新しました 「認知症の種類と原因」

今月の健康情報は「認知症の種類と原因」です。

 

認知症の種類と原因

平均寿命が80歳を超えた現在、「認知症」は誰にとっても身近になったのではないでしょうか。
今回は、意外と知られていない「認知症の種類と原因」についてご紹介します。



そもそも、認知症とは?

認知症」は特定の病名ではなく、健常であった脳が何らかの原因で記憶したり判断したりする力が低下し、生活に支障をきたしている状態を指します。

歳をとれば誰でも物忘れをすることがありますが、例えば朝ごはんについて「朝ごはんのメニュー」を忘れるのが加齢による物忘れで、「朝ごはんを食べたという事実そのもの」を忘れてしまうのが認知症の症状です。



認知症の種類と原因

認知症は、原因によって種類が分かれます。代表的なものは下記の4種類です。
「物忘れ」のイメージが強い認知症ですが、種類によって現れる症状にもそれぞれ特徴があります

■アルツハイマー型認知症

・原因
脳に特殊なタンパク質が溜まって脳が萎縮する。
・症状
認知症の中で最も多いタイプです。記憶障害から始まることが多く、若い頃のことはよく覚えているのに昨日のことは思い出せない、という症状がみられます。また、段取りが立てられない、薬の管理ができないというのもよくある症状です。

■脳血管性認知症

・原因
脳梗塞や脳出血などによって脳の神経細胞が死んだり、神経のネットワークが壊れたりする。
・症状
記憶障害や嚥下(えんげ:食べ物を飲み込むこと)障害、言語障害などが現れます。また、体の麻痺や震えもみられることがあります。早期から症状が現れやすいのも特徴です。

■レビー小体型認知症

・原因
レビー小体(しょうたい)という特殊な物質が脳の神経細胞内に集まり、神経細胞が壊れる。
・症状
現実にはないものがはっきりと見える「幻視(げんし)」やパーキンソン症状(無表情、筋肉がこわばる等)が現れるのが特徴です。

■前頭側頭型認知症

・原因
脳の中枢的な役割を持った前頭葉や側頭葉を中心とした脳の萎縮。
・症状
自分や社会に対して無関心になり、社会のルールに合わせた行動が難しくなるのが特徴です。万引きなどの反社会的行為や暴力行為、同じものを食べ続けたり同じ行動を繰り返すこと(常同行動)がみられます。



認知症は治せるの?

認知症は、早期に気付いて適切な治療を受けられれば、ある程度は進行を遅らせることができます
特殊なタンパク質の蓄積が原因と見られるアルツハイマー型認知症とレビー小体型認知症については、タンパク質の蓄積を抑えたり除去する薬が開発されて使用されています。また脳血管性認知症には血管障害を治療する薬が用いられます。

■治る認知症
認知症の原因によっては、投薬や治療によって治るものもあります

・正常圧水頭症(せいじょうあつすいとうしょう)
脳脊髄液が脳室に過剰にたまり、脳を圧迫します。

・慢性硬膜下血腫(まんせいこうまくかけっしゅ)
頭をぶつけたりしたときに頭蓋骨と脳の間に血の固まりができ、それが脳を圧迫します。

その他、脳腫瘍、甲状腺機能低下症、栄養障害、薬物やアルコールが原因の場合などは、手術や治療で認知症の症状が改善される可能性が高くなります



認知症かな?と思ったら

認知症の治療は早期発見が最も重要といわれています。症状が軽いうちに認知症に気づくことで、進行を遅らせたり、その人に合った治療や将来の介護を余裕を持って考えることができます。
身近な人が認知症かもしれないと思ったら、まずは医療機関を受診し、専門家に相談してみてください。


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健康情報を更新しました 「鉄欠乏性貧血の症状と対策」

今月の健康情報は「鉄欠乏性貧血の症状と対策」です。

 

鉄欠乏性貧血の症状と対策

体がだるい、疲れがとれない、集中力が続かない…そんなよくある不調の原因は「貧血」かもしれません。
たかが貧血と軽く考えていると、病気が隠れている場合もあるので要注意。今回は、貧血のなかで最も多い「鉄欠乏性貧血」の症状と対策についてご紹介します。



そもそも、貧血とは?

貧血とは、血液の赤血球に含まれるヘモグロビンが減った状態をいいます。

ヘモグロビンは酸素を全身に運ぶ役割を担っているため、ヘモグロビンの量が減ると全身に運べる酸素の量も少なくなり、からだの各組織や臓器が酸欠状態になってさまざまな症状が現れます。


鉄欠乏性貧血とは?

健康診断などで指摘される貧血のほとんどが、何らかの理由で鉄が不足しておこる「鉄欠乏性貧血」です。

■鉄欠乏性貧血の主な原因

・月経
・妊娠、出産
・栄養不足(ダイエットなど)
・癌などによる消化器からの出血

■女性だけでなく、男性・子どもも要注意!

女性は月経や妊娠・授乳のため鉄不足になりやすいといえますが、潰瘍、痔、癌などによる消化管からの出血が原因で貧血を引き起こすこともあるため、男性も注意が必要です。また、子どもの貧血の原因にも、鉄不足をはじめ慢性疾患や慢性的な感染症、まれに白血病・神経芽腫・悪性リンパ腫といった小児がんなどがあります。

貧血は鉄欠乏性貧血以外にもある!
「鉄欠乏性貧血」以外の貧血には、下記のような種類があります。
失血性貧血
  交通事故などによる大量出血が原因でおこる
再生不良性貧血
  骨髄の働きが低下し、正常な血液が作れなくなることでおこる
巨赤芽球貧血(悪性貧血)
  葉酸、ビタミンB12の不足が原因でおこる
溶血性貧血
  赤血球自体が破壊されることによっておこる



鉄欠乏性貧血の症状チェック

こんな症状がある場合は、「鉄欠乏性貧血」かもしれません。

□ 体力がなく、体がだるい
□ 少し歩いただけでも疲れる
□ 集中力が続かない
□ 顔色が悪い
□ 口の中や下まぶたの裏側が白っぽい
□ 階段をのぼるときに動悸・息切れがする
□ めまいや頭痛がする
□ 下肢がむくみやすい
□ 髪の毛や肌がパサパサでつやがない
□ 爪がもろく、平らになったりスプーン状に反り返っている


「貧血」と「脳貧血」
学校の全校集会などで貧血で倒れる人がいますが、それはいわゆる「脳貧血」という症状です。
正式には「起立性低血圧」といい、急に立ち上がった際に血圧が急降下し、脳への血液が一時的に減少してめまいや立ちくらみがおこります。



鉄欠乏性貧血の予防と対策
■鉄を多く含む食品を摂る

鉄不足による「鉄欠乏性貧血」は、軽度であれば食事で改善できます。

鉄には、肉や魚など動物性食品に多く含まれる「ヘム鉄」と野菜や穀類に含まれる「非ヘム鉄」の2種類があります。非ヘム鉄よりヘム鉄のほうが吸収率が高いため、鉄を効果的に摂取するにはヘム鉄を多く含む食べ物を選ぶのがおすすめです。また、非ヘム鉄もヘム鉄と同時に摂取することで吸収率がアップします。

ヘム鉄が多く含まれる食品

・豚レバー
・鶏レバー
・牛赤身肉
・まぐろの赤身
・かつお など


非ヘム鉄が多く含まれる食品

・ほうれん草
・小松菜
・ひじき
・大豆
・アーモンド など


■鉄以外に必要な栄養素

貧血の予防・改善には、色々な食品をバランスよく食べることが大切です。

たんぱく質
  ヘモグロビンの材料となる
ビタミンC
  鉄の吸収を高める
葉酸、ビタミンB12 など
  赤血球をつくる


■生活習慣の見直し

摂取した鉄を吸収する胃腸の調子や、吸収するための睡眠時間も重要です。お酒の飲みすぎや食べすぎ、不規則な睡眠時間などの生活習慣を見直し、貧血を予防・改善していきましょう。


貧血かな?と思ったら
貧血の原因には重い病気が隠れている場合もあります。また、貧血のような症状があったとしても、実際には他の病気の症状であることも考えられます。貧血かな?と思ったら、自覚症状だけで判断するのではなく、一度血液検査を受けてみることをおすすめします。

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健康情報を更新しました 「風しん・先天性風しん症候群」

今月の健康情報は「風しん・先天性風しん症候群」です。

 

風しん・先天性風しん症候群

昨年から今年にかけて首都圏を中心に全国的に流行している風しんですが、妊娠初期の女性が風しんウイルスに感染すると、おなかの赤ちゃんに悪影響が起こる可能性があることをご存知ですか?
今回の健康情報では、風しん・先天性風しん症候群の症状や予防法についてご紹介します。



風しんとは

風しんは、風しんウイルスによって引き起こされる感染症で、発疹や発熱、リンパ節の腫れが主な症状です。

感染した人の咳やくしゃみなどでウイルスを含んだ飛沫が飛び散り、それを吸い込むことで感染(飛沫感染)します。


先天性風しん症候群とは

妊娠20週頃までの女性が風しんに罹ると、おなかの赤ちゃんにも風しんウイルスが感染することがあり、難聴、心疾患、白内障などの障がいをもって生まれる可能性があります。これらの障がいを先天性風しん症候群といいます。

ただし、妊娠21週以降であれば影響は低くなるため、子どもをあきらめる必要はありません。


妊娠中は風しんワクチンの接種を受けられないため、先天性風しん症候群を防ぐためには、男性を含め妊婦の周囲の人々が予防接種を受けて風しんの流行を起こさないことがとても重要です。

予防接種で風しんの流行を防ぎましょう

風しんを予防するには、予防接種が最も有効な方法です。特に、以下に当てはまる方は、積極的に抗体検査や予防接種を受けましょう。


■妊娠を希望する方

妊娠中は風しんワクチンの接種を受けられないため、妊娠する前に抗体検査や予防接種を受けることが大事です。
※ワクチン接種後、2ヶ月間は避妊が必要です。

また、ほとんどの医療機関では妊婦健診で風しん抗体検査を実施しているため、妊娠歴のある方は過去の抗体検査結果を母子健康手帳で確認しましょう。

■妊婦と同居する家族、職場に妊婦が居る方

妊婦と同居している家族や、職場に妊婦が居る方は、妊婦に風しんをうつさないために予防接種を検討しましょう。


■30代〜50代の男性
(ワクチン接種や風しんに罹った記録がない方)

現在30代~50代の男性は、定期接種で受ける機会が無かったり、接種率が低かったため、風しんに罹りやすい世代です


39歳~56歳の方も定期接種の対象に!
厚生労働省は、これまで公的な接種の対象外だった世代の男性に対し、抗体検査とワクチン接種を原則無料とする方針を発表しました。対象者に追加されるのは昭和37年4月2日から昭和54年4月1日までの間に生まれた男性で、まずは2019年4月から3年間実施される予定です。

■妊娠中の方

妊娠中の方で風しんに対する十分な免疫がない方は、感染を避けるために次のようなことに注意しましょう。

・妊娠中はできるだけ不要不急の外出を避ける
・夫や同居している家族にはすぐ抗体検査を受けてもらう
・自分や家族、職場の人などが風しんに感染したら、かかりつけの医師に相談する
・出産後、できるだけ早く、予防接種を受ける


風しんに罹ったかどうか、予防接種を受けたことがあるか分からない場合、まずは抗体検査を受けて免疫があるかどうかを調べましょう。検査結果を確認し、医師と相談の上で、予防接種を受けるかどうかを決めることをおすすめします。また、自治体によっては、抗体検査の費用の助成を行っているところもあるので、一度確認してみてはいかがでしょうか。

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健康情報を更新しました 「タイプ別 頭痛の症状・対処法」

今月の健康情報は「タイプ別 頭痛の症状・対処法」です。

 

タイプ別 頭痛の症状・対処法

私たちにとって身近な症状である頭痛。その種類によって、対処法や予防法が異なることをご存知ですか?
正しい知識を身につけて、一刻もはやく痛みを和らげましょう。



そもそも頭痛ってなに?

頭部に感じる痛みのうち、表面痛でないものが頭痛です。頭痛には様々な種類があり、痛みによって以下のように大別できます。

■日常的な頭痛
原因は風邪や二日酔いなど。原因を解消することで自然に治ります。

■慢性頭痛
原因となる病気がなく、繰り返し起こる頭痛。
偏頭痛、緊張型頭痛、群発頭痛の3タイプに分けられます。

■脳の疾患に伴う頭痛
脳出血などの病気による頭痛。
命に関わる場合があるため注意が必要です。


今回は、特に身近な頭痛である「偏頭痛」「緊張型頭痛」「群発頭痛」の3タイプについて、その症状や対処法をご紹介します。



偏頭痛

偏頭痛とは、頭部の片側(または両側)が脈打つようにズキズキと痛む症状で、反復して何度も起こります。体を動かすと痛みが増加することも。


痛み 脈打つようにズキズキとした痛み
痛む場所 主に頭部の片側(両側の場合もある)
発作の頻度 ・ときどき起こる(間欠的)
・月に1回~数回
痛み以外に
伴う症状
吐き気、嘔吐、下痢、
光・音・においに敏感になる
原因

ストレスや空腹、睡眠、環境(明るい光や騒音・空気の悪さやにおいなど)、特定の食べ物、天候の変化や温度差などが挙げられます。

頭痛の原因になり得る食べ物

アルコール(赤ワイン)、チョコレート、チーズ、柑橘類、コーヒーや紅茶、グルタミン酸を含む食品

対処法

・光や音の刺激を避ける
・痛む部分を冷やす
・適量のカフェインを摂る
※血管収縮作用が働き、痛みが緩和されます。
・静かな場所で横になって休む


予防法

■生活習慣を改善する
規則正しい生活を心がけ、寝不足や寝すぎに注意しましょう。

■食事は規則正しく摂る
血糖値が低下すると、脳の血管が拡張して、偏頭痛を起こしやすくなります。
きちんと食事を摂り、空腹による低血糖を避けましょう。

■頭痛の誘因を避ける
光、音、におい、特定の食べ物など頭痛の原因を回避しましょう。





緊張型頭痛

緊張型頭痛とは、頭部の周囲が締め付けられるように痛む症状です。鈍い痛みが数十分~数日間続きます。偏頭痛とは逆に、体を動かすと痛みが軽減することも。


痛み 頭部が締めつけられるように痛む
痛む場所 頭部全体、後頭部や首すじ
発作の頻度 ・ときどき起こる(反復性緊張型頭痛)
・毎日のように起こる(慢性緊張型頭痛)
痛み以外に
伴う症状
首や肩のこり、めまい、ふらつき、全身のだるさ
原因

筋肉の緊張が高まることで起こると考えられており、ストレス(身体的・肉体的)や顎関節症(あごの関節の異常)、長時間同じ姿勢でいる、不安・抑うつ、眼精疲労などが挙げられます。

対処法

・痛む部分を温めて血行をよくする
・適度な運動やストレッチ、マッサージ、入浴など


予防法

■ストレスを解消する
ストレスの原因を取り除くことが大切です。発散できるような趣味を持つのも良いでしょう。

■血行を改善する
入浴やマッサージ、適度な運動で血行を促しましょう。また、長時間同じ姿勢でいることは避けましょう。



群発頭痛

群発頭痛とは、激痛が一定期間(群発期)に集中して起こる症状です。群発期以外の期間は、頭痛は治まっています。毎日同じ時間帯に発生し、睡眠中や明け方に起こることが多いとされています。


痛み ・目の奥がえぐられるような激痛
・耐え難い痛み
痛む場所 片側だけの目の奥、こめかみ周辺
発作の頻度 1~2ヶ月間に集中してほぼ毎日起こる
痛み以外に
伴う症状
痛みのある側の目の充血、涙、鼻水・鼻づまり、
まぶたの腫れなど
原因

主な原因は飲酒です。頭痛の発生期間中(群発期)に飲酒をすると必ず頭痛が起きます。飲酒後40分~1時間ほど経過した頃に発作が現れやすいと言われています。

その他の原因

喫煙、入浴、気圧の変化や血管拡張剤の服用、睡眠リズムの乱れ、亜硝酸塩を多く含む食品(ベーコンや熟成肉など)の摂取なども原因となる場合があります。

対処法・予防法

日常生活中の、頭痛を誘発する要因を取り除くことを心がけましょう。

・禁酒、禁煙
・ストレスを回避する
・気圧の変化に注意する
※急激な気圧変化は、血管の拡張や神経を刺激して、頭痛を引き起こす場合があります。登山や飛行機に乗る場合は、医師に相談しましょう。


脳血管障害が考えられる場合は、病院で診断を受け、薬物療法や手術による治療を行います。突然の激しい痛み、高熱、意識障害、手足の麻痺、ろれつが回らなくなる等の症状がある場合は、すぐに医療機関を受診しましょう。

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