健康情報を更新しました「放置は危険!健康診断の「要再検査」や「要精密検査」」

今月の健康情報は「放置は危険!健康診断の「要再検査」や「要精密検査」」です。

放置は危険!健康診断の「要再検査」や「要精密検査」

健康診断で「要再検査」や「要精密検査」の結果が出ても、放置している人は多いのではないでしょうか?
「症状がないから」「いつものことだから」と甘くみていると、気づかないうちに病気を進行させてしまう危険もあります。

今月は、健康診断で引っかかりやすい項目、「要再検査」や「要精密検査」の意味、危険性などについて解説します。

健康診断で引っかかりやすい項目

健康診断には様々な検査項目がありますが、特に基準値をはずれやすい項目は4つあります。

コレステロール値(脂質)

血圧

肝機能

血糖値

どの項目も生活習慣病に関連しています。
生活習慣病は自覚症状が少なく、気づかないちに糖尿病、脳卒中、動脈硬化、心筋梗塞など、深刻な病気に移行する可能性があります。
健康診断で引っかかった場合は、早めに医療機関を受診するようにしましょう。

健康診断で再検査が必要になるのは?

健康診断の結果は、「異常なし」「要経過観察」「要再検査」「要精密検査」「要治療」などの判定区分に分かれます。

異常なし

項目の測定数値が正常の範囲内で、心配な所見が認められませんでした。

要経過観察・要再検査

前日の食事や当日の体調で引っかかることもあります。
健康診断の結果が、たまたまなのか、病気のサインなのかを判断するための要再検査です。
緊急性がないこと多いですが、注意が必要ですので医療機関への受診、生活習慣の改善を心がけましょう。

要精密検査

特定が難しい病気が疑われる場合にさらに詳しい検査を必要とする状態です。
病気があると断定しているものではありませんが、身体に何らかのトラブルが発生している可能性があります。
なるべく早めに精密検査を受けましょう。

要治療

すぐに治療が必要な状態です。早急に専門の医療機関を受診しましょう。

上記の中で、一般的に再検査が必要になるのが、「要再検査」「要精密検査」です。

要再検査、要精密検査の結果が出たら…

「要再検査」の場合は、生活習慣の改善や再検査の受診、「要精密検査」の場合は、必ず再検査を受診するようにしましょう。
要再検査、要精密検査ともに、必ずしも病気があるというわけではありません。
再検査の結果何も異常がないこともありますが、異常がないことを確認することも再検査の重要な役割です。

いかがでしょうか?
再検査自体、義務ではなく任意ですので、放置されている人も多いことでしょう。
しかし、病気を進行させてしまった場合、身体への負担はもちろん、経済的な負担も大きくなってしまいます。
ご自身の体と心の健康のために、健康診断の結果は放置せず、生活習慣の改善、再検査の受診など必ず行動するようにしましょう。

提供:レイヤード