今月の健康情報は「マスク生活で隠れ酸欠になっている!?」です。
マスク生活で隠れ酸欠になっている!?
新型コロナウイルスの流行が続いており、マスクは生活に欠かせないものとなりました。
そんな中、頭痛や体調不良を感じる人もいらっしゃるのではないでしょうか。
もしかしたらその不調、マスクによる酸素不足が原因かもしれません。
今回は、気づかないうちに酸欠状態になっている「隠れ酸欠」についてご紹介いたします。
1つはマスク着用時の“口呼吸”といわれています。
“口呼吸”は“鼻呼吸”より取り込む酸素の量が少なく、充分に酸素を取り込めません。
2つ目は、“二酸化炭素過多”です。
マスク着用時に自分が吐いた空気を吸うことで、二酸化炭素が多く含まれた空気を体内に取り込んでしまいます。
2つの原因で酸欠状態が慢性的に続くと、体はエネルギー不足となり、様々な症状としてあらわれます。
●慢性的な片頭痛
●気分の落ち込みやイライラ
●疲れがとれにくい
●集中力の低下
●免疫が低下し風邪をひきやすくなる
酸素が充分に取り込めていないと、自覚がなくても体が勝手にストレスを感じてしまうことがあります。
ストレスは自律神経の乱れとなり、呼吸が浅くなりすいと言われています。
もともとマスクで酸欠状態の上に、ストレスでさらに酸欠になるという悪循環がおきてしまうのです。
1. 人との距離を取りマスクをこまめに外して深呼吸する
2. ストレスをためないよう、規則正しい生活を心がける
3. 鼻呼吸を意識する
マスクをつけてから体調不良を感じた人は1度「隠れ酸欠」を疑ってみてください。
対処法で症状が改善しない場合は、別の疾患のおそれがあるので医療機関へ受診しましょう。
まだまだ感染予防のためマスク生活は続きます。深呼吸をして上手に付き合っていきましょう。
提供:レイヤード