健康情報を更新しました「夏の危険な虫さされ アブ・マダニ・スズメハチ・くらげ」

今月の健康情報は夏の危険な虫さされ アブ・マダニ・スズメハチ・くらげ」です。

夏の危険な虫さされ アブ・マダニ・スズメバチ・くらげ

夏休みに入るとキャンプや海水浴を楽しむ方もいらっしゃるのでは?
夏のレジャーは虫やクラゲのトラブルも少なくありません。
刺されたときの対処法など、ご案内いたします。

山や川で注意してほしい虫「アブ」

湿った場所を好んで生息します。

刺されたときの症状

刺されたら強い痛みがあり、患部は腫れてかゆみも強いです。

刺されたときの対処法

患部の血を絞り、流水で洗い流す。

虫刺され(抗ヒスタミン成分入り)を塗る。

保冷剤で冷やす。

発熱を伴ったり、数日たっても痛みがある場合は医療機関に受診しましょう。

予防策

黒や茶色に寄ってくるので白い服を着る。

蚊取り線香や虫よけ剤を使用。

山や川で注意してほしい虫「マダニ」

庭や畑など身近なところにも生息します。

噛まれたときの症状

皮膚に吸着し数日かけて血を吸います。
痛みやかゆみはないですが、マダニの媒介による感染症に要注意です。
「重症熱性血小板減少症候群」にかかると最悪の場合は死に至るケースも。

噛まれたときの対処法

無理に取るとマダニの一部が体内に残る危険があります。
自力で取らずに医療機関を受診しましょう。

予防策

首、手首、足首など含め肌の露出をなくす。

有効成分であるディートやイカリジンが含まれる虫よけ剤を使用。

山や川で注意してほしい虫「スズメバチ」

巣が大きくなる7月ごろから、より活動的になります。

刺されたときの症状

刺されると強烈な痛みがあります。
また毒によるアナフィラキシーショックが出ることもあります。

刺されたときの対処法

ポイズンリムーバーで毒を吸い出すのが有効です。
 流水で患部を吸い出すように洗い流しましょう。

アレルギー症状が出た場合には早急に医療機関に受診しましょう。

予防策

巣には絶対に近づかない。遭遇したら刺激せず、ゆっくりその場を離れる。

海で注意してほしい「クラゲ」

お盆の時期だけじゃなく7月の海でも十分に気をつけてください。

刺されたときの症状

毒の強いクラゲに刺されたら、数分後にアナフィラキシーショックが出る可能性があります。

刺されたときの対処法

こすらず、海水で洗い流す。

手や針が残っている場合は、手袋やピンセットで取り除く。

氷水で冷やして、必要ならば医療機関に受診しましょう。

予防策

ラッシュガードを着用し肌の露出を避ける。

まとめ

刺されると危険な虫たち、しっかり予防して夏を楽しんでください。

提供:レイヤード