今月の健康情報は「梅雨時期は要注意!食中毒予防3つの決まり」です。
梅雨時期は要注意!食中毒予防3つの決まり
夏に向けて気温が上がり、湿気で細菌が繁殖しやすくなる梅雨。
この時期、特に注意したいのが時に命にもかかわる「食中毒」です。
飲食によって体内に入った食中毒菌や有毒物質、細菌が原因。食中毒の原因のおおよそ90%は細菌やウイルスです。細菌性食中毒は高温多湿の夏に、ウイルス性食中毒は冬に多く発生します。
食中毒になると、吐気・おう吐・腹痛・下痢等の急性の胃腸炎症状がみられます。
ほんの少しの知識と心がけで食中毒の多くは防げます。
次の3つの決まりを守ることが大切です。
下記の3つの決まりに気をつけて調理しましょう。
①食中毒菌をつけない!
・手や調理器具、洗える食べ物はしっかり洗う。
・まな板・包丁は肉用・魚用・野菜用に分ける。
・肉や魚は他の食べ物とくっつけない。
②食中毒菌を増やさない!
・生ものや、料理は早めに食べる。
・保存するときは冷蔵庫、冷凍庫にすぐ入れる。
・食品の解凍は冷蔵庫か電子レンジで。
③食中毒菌をやっつける!
・しっかりと加熱調理する(温め直しも)。
・食器や調理器具も熱湯などで消毒する。
食事前にはしっかり手洗いをし、清潔な環境で調理、食事をし、菌をつけないようにしましょう。
十分な加熱や冷却で菌を殺したり増殖させないように殺菌することが大切です。
食事や食材を長時間放置したり、調理した後はすぐに食べるように心がけましょう。
症状がひどい場合は早めに医師に相談しましょう。
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