健康情報を更新しました 「熱中症予防」

今月の健康情報は「熱中症予防」です。

 

熱中症予防

夏本番のこの時期、熱中症にかからないよう、十分注意が必要です。
今回は、熱中症予防のポイントについてご紹介します。


熱中症とは

熱さによって起こる、さまざまなからだの不調のことを言います。
体内の水分や塩分(ナトリウム)などのバランスが崩れたり、体温の調節機能が乱れたりすることが原因です。
体温上昇、めまい、体のだるさなどの症状がみられることがあります。症状が進むと、けいれんや意識障害が起こることもあります。



熱中症予防 外出時の注意

1.外出は、日差しが強い正午~午後3時を避ける
屋外を出歩く用事は、なるべく午前中のうちに済ませるようにしましょう。


2.涼しい服装を心がける
吸水性、通気性、速乾性にすぐれた素材で袖口や襟ぐりがあき、熱を逃すものを着用しましょう。


3.日傘や帽子を使う
熱中症防止には、直射日光を浴びないことが大切です。


4.水分・塩分をこまめにとる
汗をかいたときは水よりも、塩分+糖質がとれるイオン飲料や経口保水液をとりましょう。


5.日陰や室内に入り、クールダウンする
直射日光があたる場所をずっと歩かずに、たまに日陰や室内に入るようにしましょう。


6.暑さ指数(熱中症指数)をチェックする
テレビの天気予報や環境省の熱中症予防情報サイトなどをチェックし、指数の高いときは特に気を付けましょう。


夜間熱中症

熱中症は、真夏の炎天下で発症すると思われがちですが、実は夜の室内でも、多く発症すると言われています。


夜間熱中症の原因

夜間は、水分補給ができない上、睡眠中の発汗により、脱水症状を引き起こすことが原因です。


夜間熱中症の対策

1.エアコンや扇風機などで室温を下げる
ただし、室温を下げ過ぎないようにして、適温を心がけましょう。


2.寝る前にコップ1杯の水を飲む
特にお酒を飲んだ場合は、多めの水を飲むようにしましょう。


3.パジャマや寝具は通気性の良いものを選ぶ
汗を吸いやすく通気性の良いものを使用するようにしましょう。



熱中症は重症化すると命を落とす危険性もある恐ろしい病気です。しっかりと対策をして、熱い夏を乗り切りましょう。



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