今月の健康情報は「五月病とストレス」です。
五月病とストレス
新入社員や大学の新入生などに多く見られる「五月病」。
「五月病」は俗称で、正式な医療用語ではありません。
医学的には「適応障害」や「うつ病」と診断されます。
生活環境の大きな変化に適応できず、長い休みの影響で、体や心に理由のわからない不調が出てくる状態のことを言います。
五月病の症状
・抑うつ ・焦り ・疲れやすい
・不安感 ・不眠 ・やる気がでない …など
・不安感 ・不眠 ・やる気がでない …など
心当たりがある方は、まずは気分転換をして、ストレスをためないよう心がけましょう。
ストレスとは
ストレスとは、外部から刺激を受けて体に起こる反応と、その原因となる刺激のことです。
例えばボールを指で押せばへこみますが、この押す力やへこみがストレスです。
時間が経てばボールが元に戻ります。
ヒトも同じようにストレスで体調を崩しても時間が経てば回復します。
しかし、ストレスが強過ぎたり、長く続いたりすると、なかなか回復しなくなってしまい、様々な病気を引き起こします。
ストレスの解消法
ストレスの解消には、積極的な休養をとってリフレッシュすることが最適です。
ストレスによって過剰に分泌された交感神経系ホルモンを筋肉活動で消費します。
2 休息型
静動を沈静化し心身の疲れを癒やします。
3 転換型
・旅行
・部屋の模様替え
・カラオケなど
4 親交型
・家族との団らん
・友人と食事
・団体スポーツなど
5 娯楽型
・酒を飲む
・おいしいものを食べる
※ただしこれらは一過性のものです。
6 創作型
・絵を描く
・音楽演奏
・料理をする
・日曜大工など
治療の遅れが症状の悪化につながることもあります。
普段からストレスを溜めない生活を心がけましょう。
それでも不調が続くようなら早めに医師にご相談下さい。
提供:メディアコンテンツファクトリー