今月の健康情報は「コロナ禍での花粉症対策」です。
コロナ禍での花粉症対策
花粉症の季節がやってきました。
新型コロナの影響もあり、特に注意して対策をする必要があります。
今回は、コロナ禍での花粉症対策についてご紹介します。
花粉症の代表的な症状としては、目のかゆみ、鼻水・鼻づまり、くしゃみ等が挙げられます。
新型コロナと花粉症の症状を比べてみましょう。
花粉症 | コロナ | |
---|---|---|
鼻水・鼻詰まり | 〇サラサラ | △粘度が高い |
目のかゆみ | 〇 | × |
くしゃみ | 〇 | × |
咳 | △ | 〇 |
倦怠感 | 〇 | 〇 |
発熱 | × | 〇37.5度以上の高熱 |
息切れ | × | 〇 |
味覚障害 | △ | 〇 |
花粉症とコロナ感染は併発することもあります。 鼻水や目のかゆみがあるから花粉症だろうと決めつけず、コロナ感染を疑う症状が出た場合は、早めに医療機関・保健所に連絡をしましょう。
電車やバスでくしゃみをすると、コロナ禍においては特に気まずい雰囲気になりますよね。早めに病院で薬を処方してもらい、症状をおさえましょう。
くしゃみ1回で発生する飛沫量は、咳の10倍以上、距離は2mも飛びます。万が一コロナに感染していた場合、周囲の方の感染リスクが高まります。
もしマスクをしておらず、手で飛沫をおさえた場合は、 何かに触れる前にすぐに手指消毒・手洗いをおこなってください。
鼻をかむために顔を触ったり、目がかゆくてこすったりすると手に付着したウイルスが体内に入るリスクが高まります。
気をつけていても無意識のうちに顔に触れてしまうこともあります。こまめに手指を消毒し、感染リスクを抑えましょう。
感染症防止のためこまめに換気もしたいが、花粉が気になるという方は花粉の飛散が少ない、早朝と夜の換気がおすすめです。
その日の花粉情報をチェックしてマスクの着用や外出を控えるなどして、対策を講じましょう。
外出時は髪に花粉が付着しないよう帽子を着用し、 すべすべした素材の服を選びましょう。
帰宅したら、衣服や髪を払って入室し、うがいやシャワーを励行しましょう。
部屋に入ってしまった花粉はこまめな掃除で除去します。空気清浄機の使用も効果的です。
自他共にコロナ感染を引き起こすことがないよう、例年より慎重に対策をおこないましょう!
提供:メディアコンテンツファクトリー