健康情報を更新しました 「気管支喘息」

今月の健康情報は「気管支喘息」です。

 

気管支喘息

気管支喘息気管支の慢性炎症が原因で起こり、発作的な咳や呼吸困難が起こります。
小さな子どもから成人までがかかる病気で、重度の発作は命に関わる場合があります。
季節の変わり目にも起きやすく、夏~秋の間や、秋~冬の間といった時期も注意が必要です。

気管支喘息とは

気管支の慢性的な炎症で呼吸困難が起こる病気です。
炎症を起こした気管支内に分泌物が出現する場合もあり、結果、気道が狭くなり、発作が起きます。


主な症状

■「ゼーゼー」「ヒューヒュー」という喘鳴(ぜんめい)が聞こえる苦しそうな呼吸を出します。
激しいせきをします。
■夜間から早朝に症状が出やすいのが特徴です。


原因

喘息の発作は気管支が色々なものに刺激されて起こります。

■アレルギーを起こす物質
食べ物や化学物質、ハウスダスト、タバコの煙などが発作の原因として挙げられます。


■呼吸器感染
風邪、インフルエンザ、副鼻腔炎などの呼吸器感染が喘息発作の原因となる場合もあります。
■運動誘発喘息
激しい運動をした後に起こります。
■心理的な原因
ストレスにより発作を起こすことがあります。
■気候の変化
季節の変わり目は温度差が大きいため発作が起こる原因となります。


治療法

治療の例としては以下のものがあります。症状に応じて、主治医にご相談ください。

■長期管理薬の使用
吸入ステロイド薬を服用。
■発作が起きたとき

1.気管支拡張薬を服用
2.落ち着いたら、水を飲ませて痰(たん)を出しやすくする。

※ただし、発作が強い時や、薬の効果がない場合は
すぐに医療機関を受診してください。


ご家庭でのケア

発作を起こさない環境をつくり、喘息を予防することが重要です。

■こまめに部屋を掃除する
アレルギーの原因となるダニなどを排除します。
■換気をする
空気清浄機なども活用しましょう。
■タバコの煙は避ける
気管支の過敏性を促します。
■ペットを飼うのを控える
毛のあるペットは原因となるフケが付着しやすいです。


発作を起こさないようにすることが重要です。アレルギーの原因になるものは除去するなどの対策をとりましょう。


提供:メディアコンテンツファクトリー