今月の健康情報は「かぜ症候群」です。
かぜ症候群

実は、医学的には「かぜ」という病気はありません。
				  上気道(鼻・咽頭・喉頭)の急性炎症を総じて「かぜ症候群」と言います。
			    のどや鼻からウイルス・細菌が侵入し感染します。
主な症状
					

					  ・発熱、鼻水、鼻づまり、咳・のどの痛み、くしゃみなどの症状が出ます。
					  ・その他、急性咽頭炎、扁桃炎、中耳炎になる場合もあります。
原因
					

鼻腔・咽頭・喉頭に感染し、炎症を起こします。
※抵抗力が落ちていると、炎症が強くなります。
かぜ症候群とインフルエンザの違い
					
かぜ症候群  | 
    インフルエンザ  | 
  |
| 特徴 | 鼻や喉の症状が強いのが特徴です。 | 全身症状(寒気、倦怠感、下痢、吐き気)が強くあらわれます。 | 
| 主な症状 | せき、鼻水、喉の痛み、微熱程度の発熱 ※重症化はほぼなし  | 
    関節痛、筋肉痛、強い倦怠感、38度以上の高熱 ※重症化しやすい  | 
  
| 原因 | ・ライノウイルス ・アデノウイルス など  | 
    インフルエンザウイルスA・B・C型 | 
| 発症 | 比較的ゆっくり | 急激 | 
| 感染力 | 比較的弱い | 強い | 
					
予防
					

・バランスのよい食事と十分な睡眠をとりましょう。
・からだを鍛え基礎体力をつけましょう。
・乾燥した場所や人ごみは避けましょう。
・部屋の加湿、適度な保温と換気をしましょう。
「風邪をひいたかな?」と感じたら
					
・いつから、どのような症状があるか。 
・発熱はあるか。いつから始まり、どのように推移しているか。
・周囲で流行している病気はあるか。
・水分摂取はできているか。食欲はあるか。
					・発熱はあるか。いつから始まり、どのように推移しているか。
・周囲で流行している病気はあるか。
・水分摂取はできているか。食欲はあるか。
体調管理には十分気を付けて、寒い冬を乗り切りましょう。
						提供:メディアコンテンツファクトリー
