健康情報を更新しました 「春のメンタルヘルスケア」
今月の健康情報は「春のメンタルヘルスケア」です。
春のメンタルヘルスケア
春は、職場や学校・引っ越しなどでの「環境の変化」が多い季節です。
また、日々・朝夕の寒暖差や、気圧変動など「気候の変化」が大きい季節でもあります。
変化が起こると、私たちはそれになじもうとします。
しかし変化についていけずに、メンタルを支える自律神経が乱れてしまうこともあります。
●すぐに疲れる
●疲れが取れずダルい
●何をしても楽しく感じられない
●眠れない、寝付きが悪い
●不安感や心配事が常にある
このようなメンタルの乱れの対策を4つご紹介します。
前向きな気持ちではじめた新しい習慣(習い事やダイエットなど)も、「変化」として無意識のうちにストレスとなることがあります。
春は新しいことをはじめたくなりますが、心に不調を感じている場合はこの時期は自分から変化をつくらない方が良いでしょう。
また、「変化」に疲れていると楽しいことでも普段と違うことがストレスになることがあります。
無理に予定を入れず、家でゆっくりと過ごしましょう。
自宅で過ごす時間が増える中で、スマホを操作する時間が増えていませんか?
脳が疲れてしまうので、意識的に利用しない時間を作ってみましょう。
例えば、睡眠の2時間前のスマホ操作を止めることで睡眠時間の質を高めることも期待できます。
太陽の光を浴びることも大切です。
リモートワークをしていたり自宅で過ごすことが増え、日光を浴びることが少なくなりがちです。
カーテンを開ける、近所を散歩するなど意識的に日光を浴びるようにしましょう。
「変化」の多い春は、ゆっくりとリラックスした時間をもつことが大切です。
心当たりのある方は、セルフケアを心がけましょう。
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健康情報を更新しました 「コロナ禍での花粉症対策」
今月の健康情報は「コロナ禍での花粉症対策」です。
コロナ禍での花粉症対策
花粉症の季節がやってきました。
新型コロナの影響もあり、特に注意して対策をする必要があります。
今回は、コロナ禍での花粉症対策についてご紹介します。
花粉症の代表的な症状としては、目のかゆみ、鼻水・鼻づまり、くしゃみ等が挙げられます。
新型コロナと花粉症の症状を比べてみましょう。
花粉症 | コロナ | |
---|---|---|
鼻水・鼻詰まり | 〇サラサラ | △粘度が高い |
目のかゆみ | 〇 | × |
くしゃみ | 〇 | × |
咳 | △ | 〇 |
倦怠感 | 〇 | 〇 |
発熱 | × | 〇37.5度以上の高熱 |
息切れ | × | 〇 |
味覚障害 | △ | 〇 |
花粉症とコロナ感染は併発することもあります。 鼻水や目のかゆみがあるから花粉症だろうと決めつけず、コロナ感染を疑う症状が出た場合は、早めに医療機関・保健所に連絡をしましょう。
電車やバスでくしゃみをすると、コロナ禍においては特に気まずい雰囲気になりますよね。早めに病院で薬を処方してもらい、症状をおさえましょう。
くしゃみ1回で発生する飛沫量は、咳の10倍以上、距離は2mも飛びます。万が一コロナに感染していた場合、周囲の方の感染リスクが高まります。
もしマスクをしておらず、手で飛沫をおさえた場合は、 何かに触れる前にすぐに手指消毒・手洗いをおこなってください。
鼻をかむために顔を触ったり、目がかゆくてこすったりすると手に付着したウイルスが体内に入るリスクが高まります。
気をつけていても無意識のうちに顔に触れてしまうこともあります。こまめに手指を消毒し、感染リスクを抑えましょう。
感染症防止のためこまめに換気もしたいが、花粉が気になるという方は花粉の飛散が少ない、早朝と夜の換気がおすすめです。
その日の花粉情報をチェックしてマスクの着用や外出を控えるなどして、対策を講じましょう。
外出時は髪に花粉が付着しないよう帽子を着用し、 すべすべした素材の服を選びましょう。
帰宅したら、衣服や髪を払って入室し、うがいやシャワーを励行しましょう。
部屋に入ってしまった花粉はこまめな掃除で除去します。空気清浄機の使用も効果的です。
自他共にコロナ感染を引き起こすことがないよう、例年より慎重に対策をおこないましょう!
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健康情報を更新しました 「新型コロナウイルス 検査が陽性になったらどうなるの?」
今月の健康情報は「新型コロナウイルス 検査が陽性になったらどうなるの?」です。
新型コロナウイルス 検査が陽性になったらどうなるの?
新型コロナウイルスの検査で陽性になったら、その後どうなるんだろう…
今回はそんな疑問を一緒に解消していきましょう!
まずは、医療機関や保健所等でPCR検査を受けます。
陽性の結果が出ると、診察した医療機関より保健所に連絡をします。
保健所より患者に連絡をし、療養施設を決定します。
入院・宿泊療養の場合は手配された車両にて療養施設に向かいます。
療養中は外出・家族との面会は原則禁止です。
食事は療養施設より提供されます。
無症状・軽症の方は基本的に自宅療養か宿泊療養です。
ただし、以下の場合は入院となる場合があります。
① 高齢者
② 基礎疾患がある方
③ 免疫抑制状態にある方
④ 妊娠している方
⑤ 医師が入院と判断した方
「自宅療養」と「宿泊療養」の選択は下記を考慮して、都道府県ごとに調整されます。
●同居者(高齢者や医療従事者など)の状況
●宿泊施設の受入可能人数
●患者本人の意向 など
各都道府県独自に基準を設けている場合もあるので、医療機関・保健所の指示に従ってください。
経過観察を行います。
※自然に軽快することが多く、必要な場合に解熱薬などの対症療法を行います。
呼吸不全を伴う場合には、以下の投与を行います。
●酸素投与
●ステロイド薬(炎症を抑える薬)
●抗ウイルス薬 ※
改善しない場合には人工呼吸器等による集中治療を行うことがあります。
※ 新型コロナウイルス感染症の治療として承認を受けている抗ウイルス薬として、国内ではレムデシビルがあります。
① 発症日から10日間経過し、かつ症状軽快後72時間経過した場合
② 症状軽快後24時間経過した後、24時間以上間隔をあけ、2回のPCR検査で陰性を確認
① 検体採取日から10日間経過した場合
② 検体採取日から6日間経過後、24時間以上間隔をあけ2回のPCR検査陰性を確認
厚労省「退院基準・宿泊療養解除基準の改定概要」参照
https://www.mhlw.go.jp/content/000639696.pdf
医療費はすべて公費※で負担されます。
※「指定感染症」指定のため
費用には提供される食事代も含まれます。
ただし、日用品は自己負担です。
感染する可能性は誰にでもあります。
感染したときに備えて、感染後の流れやどういう行動をとるべきかなど予め調べておきましょう。
2020年12月時点での情報です。
最新の情報は厚生労働省ホームページをご確認ください。
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健康情報を更新しました 「新型コロナウイルスの消毒・除菌方法」
今月の健康情報は「新型コロナウイルスの消毒・除菌方法」です。
新型コロナウイルスの消毒・除菌方法
新型コロナウイルスへの感染は、飛沫感染 接触感染によりおこるといわれています。
手指や、身の回りのモノを消毒することで、感染リスクを減らすことが期待できます。
消毒用の製品は、目的にあったものを正しく選び、正しい方法で使用しましょう。
手や指についたウイルスの対策は、洗い流すことが最も重要です。
手指に付着しているウイルスは手洗いで減らせます。
●流水手洗い15秒 → 1/100に
●石けんもみ洗い10秒+流水すすぎ15秒 → 1/10000に
手洗いがすぐにできない状況では、アルコール消毒液も有効です。
濃度70%以上95%以下のエタノールを用いて、よくすりこみます。
※70%以上のエタノールが入手困難な場合には、60%台のエタノールでも差し支えありません。
食器や箸などは、熱水でウイルスを死滅させることができます。
80℃の熱水に10分間さらします。
家庭用漂白剤を薄めて拭き、その後水拭きしましょう。
次亜塩素酸ナトリウムの濃度を0.05%にする。
※製品ごとに濃度が違うためご自身で確認してください。
一部の「次亜塩素酸水」も有効です。
一定濃度で感染力を一定程度減弱させることが確認されています。
このため、「塩素系の家庭用漂白剤」を薄めても「次亜塩素酸水」にはなりません。
市販の家庭用洗剤も一部有効です。
主成分である「界面活性剤」が効果を発揮します。
(現在9種類が有効であるとされており、厚生省のHPで確認できます)
有効な界面活性剤が含まれた家庭用洗剤を選びます。
1.家具用洗剤の場合、製品記載の使用方法に従ってそのまま使用します。
2.台所用洗剤の場合、薄めて使用します。
目的にあわせた製品を正しく使用し、 感染のリスクを減らしましょう!
出典:厚生労働省ホームページ「新型コロナウイルスの消毒・除菌方法について」
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/syoudoku_00001.html
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健康情報を更新しました 「”冷え”対策をして、寒い季節を乗り切ろう!」
今月の健康情報は「”冷え”対策をして、寒い季節を乗り切ろう!」です。
”冷え”対策をして、寒い季節を乗り切ろう!
いよいよ冬本番。
みなさんは”冷え”の対策をきちんとおこなっていますか?
からだの”冷え”は、様々な不調を引き起こすことがあります。
体調を崩す前に、予防・改善に取り組みましょう!
例えば、
●頭痛
●肩こり
●めまい・耳鳴り
●肌荒れ・くすみ
●便秘・下痢
●腰痛
●月経痛・不妊
●だるさ・イライラ
など
”冷え”の原因は下記のようなものが考えられます。
●筋肉量の減少:
特に女性は男性よりも筋肉量が少ないため、”冷え”を起こしやすくなります。
●自律神経の乱れ:
ストレスや生活習慣の乱れが自律神経に影響を及ぼし、正常な体温調整ができなくなります。
様々なからだの不調を引き起こす冷え
体調を崩す前に、予防・改善に取り組みましょう!
効果的な方法を5つご紹介します。
●なるべく常温以上の飲み物をとる。
●気候にあわせた温かい洋服(特に首や足首などを冷やさない)を着るなど、からだを冷やさないよう注意しましょう。
●なるべく階段を使う、歩幅を大きくするなど 筋肉を使うことで、からだは熱を生み出します。 適度な運動を心がけましょう。
●食事を摂ることでも、人は熱を生み出します。
バランスのよい食事をしっかり摂ることを心がけましょう。
●シャワーで済ませず、湯船にゆっくりと浸かりからだを温めましょう。
どうしてもシャワーを利用する場合は、太い血管のある部位(首や手首、足首など)だけでも、重点的に温めましょう。
●過度なストレスの軽減や発散、昼夜逆転などの生活習慣を見直し、規則正しい生活を心がけましょう 。
●熱があがったときにしか、体温計を使用しない方が多いかと思いますが、 日常的に体温をはかり、自分の体調を把握しておくことも大切です。
冷えは「万病のもと」といわれます。 寒いから仕方ないと放置せず、きちんと対策をおこないましょう!
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健康情報を更新しました 「糖尿病について知ろう」
今月の健康情報は「糖尿病について知ろう」です。
糖尿病について知ろう
毎年11月14日は「世界糖尿病デー」です。
糖尿病というと、皆さんはどのようなイメージをお持ちでしょうか。「食事制限をしなければいけない」「薬を続けなければいけない」など様々だと思います。
そこで今回は、「糖尿病とはどういう病気か?」と「どうやって予防するのか?」をご紹介していきます。
糖尿病は、血糖を下げる働きのあるホルモン、「インスリン」の働きが不十分なために、血液中を流れるブドウ糖(血糖)が正常に細胞に送られず、血糖値が高くなってしまう状態のことを言います。
糖尿病は放置することで全身に様々な影響を及ぼし、合併症を引き起こす病気なので、きちんとした治療が必要です。
糖尿病には、体質によって発症する「1型糖尿病」と、生活習慣によって発症する「2型糖尿病」の2種類があり、発症年齢や体質が異なります。
1型糖尿病 | 2型糖尿病 | |
---|---|---|
発症機序 | 膵β細胞の破壊 インスリン分泌不全 |
インスリン分泌 または作用の低下 |
頻度 | 約5% | 約95% |
発症年齢 | 25歳以下に多い | 40歳以上に多い |
肥満度 | 肥満とは関係ない | 肥満、肥満の既往が多い |
以下のような要因によってインスリンの分泌量が低下し、糖尿病を引き起こします。
●ウイルス感染や遺伝などが原因で、インスリンが分泌できない。
●インスリンの分泌量が極めて少ない体質。
※25歳以下に多く発症し、中でも10代の患者が多い。
●食べ過ぎによるカロリー過多。肥満。
●運動不足
●インスリンの分泌量が極めて少ない体質。
●ストレス
※その他、妊娠、加齢などによって引きおこる。
糖尿病は初期段階では発症に気が付くことが少なく、症状としては以下のようなものになるため、ほとんどの方が無症状です。
そのため、気が付いたときには病気が進行しているケースが多いため、日頃から注意が必要です。
●食べてもやせる
●のどが渇く
●お腹が減る
●体がだるい
●多尿
●空腹時にいらだつ
●目がかすむ
●陰部がかゆい
●手足がしびれる
糖尿病の合併症には以下のようなものがあります。
●神経
…神経障害(しびれ、痛み、感覚麻痺)
●目
…網膜症、失明
●腎臓
…腎症、腎不全
●脳梗塞
●心筋梗塞
…狭心症 等
※腎症、腎不全の場合、人工透析が必要になる場合もあります。
以下の食品の取りすぎには注意しましょう。
●穀類
ご飯、パン、うどん、そば、コーンフレーク 等
●砂糖入りの飲料水
炭酸飲料、スポーツドリンク、果汁飲料 等
●調味料
砂糖、みりん、ケチャップ、市販ソース
●加工食品
インスタント食品、味付きの缶詰、冷凍食品 等
●イモ類
さつまいも、じゃがいも 等
●菓子類
スナック菓子、洋菓子、和菓子 等
特に糖尿病予防には糖質制限が効果的です。
糖質は生きていく上で欠かせない栄養素の一つですが、食べるとすぐブドウ糖に変わり、血糖値の大きな上昇を招くので注意が必要です。
●たばこを控える
喫煙はインスリンの分泌や作用の低下を引き起こし、運動能力や代謝力も低下させるため、できる限り控えましょう。
●お酒を控える
醸造酒(日本酒・ビール・ワイン)には糖質が含まれ、カロリーを多く摂取します。また、お酒を飲む際のおつまみとして、から揚げやポテトチップスなど高カロリーなものを食べがちですが、夜中に上昇した血糖値は使われることなく体脂肪になるため、注意しましょう。
運動すると以下のような効果があります、無理のない範囲で継続して行いましょう。
●血液中のブドウ糖を消費し、血糖値を下げる。
●肥満を解消してインスリンの働きを高める。
●血液循環を盛んにし、血液の老化を防ぐ。
糖尿病は「生活習慣」が原因になることが多く、意外と身近な病気です。
しかし自分では気が付きにくいという特徴があるため、定期的に健康診断を受け、体調管理をしっかり行うようにしましょう。
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健康情報を更新しました 「ストレス対策」
今月の健康情報は「ストレス対策」です。
ストレス対策
暑さも和らぎ過ごしやすい季節になってきましたが、「季節の変わり目」でもあり、身体的にも精神的にも疲れが出てくる頃ではないでしょうか。
特に今年は「新型コロナウイルス感染症」の流行による不安や自粛生活により、通常よりもストレスをためやすくなっている方もいらっしゃると思います。
そこで今回は、「ストレスが心身に与える影響」と「ストレス対策」についてご紹介していきます。
ストレスとは、外部からの刺激によって、身体に生じた反応を意味しています。
ストレスの原因となる外的刺激を「ストレッサー」といい、以下の表のようなものが挙げられます。
ストレッサーの種類 | 具体例 |
---|---|
物理的・科学的なもの | 暑さ・寒さ(気候)、PM2.5、 排気ガス(有害物質) 等 |
生理的なもの | 病気、疲労、飢え、睡眠不足 等 |
心理的・社会的なもの | 職場や家庭における不安・不満・ 緊張・恐怖・怒り 等 |
この中でも、人間では特に「心理的・社会的ストレス」が大きいと言われています。
ストレスへの対処法は様々ですが、同じストレッサーでも受け止める人によっては「よいストレス」になるか「悪いストレス」になるかが大きく分かれます。
ストレスをうまく制御できた場合は適応といいますが、うまく制御できなかった場合は不適応を起こし、心身に様々な影響が現れます。
●消化器系
消化性潰瘍(粘膜にできる、深部にまで及ぶ組織の欠損。)、吐き気、便秘、下痢 等
●心臓、血管系
高血圧、血行不良、めまい、動悸 等
●呼吸器系
気管支喘息 等
●その他
倦怠感、頭痛、皮膚炎 等
不安、不眠、抑うつ、情緒不安定 等
上記のようなストレスに適切に対処するため、以下のような「3つのR」を心がけることがよい方法です。
① レスト(Rest):休息、休養、睡眠
② レクリエーション(Recreation):運動、旅行のような趣味娯楽や気晴らし
③ リラックス(Relax):ストレッチ、音楽などのリラクセーション
●質の良い睡眠、休息をとる
●自分を見つめなおす時間を作る
●リラックスする時間を作る
●より良く生きるために、将来への準備や身の回りの調整を行う 等
●適度な運動を行う
●塗り絵、簡単な楽器の演奏 等
※適度に手先や身体を動かしながらの遊びを心から楽しむことで脳や身体を活性化します。
●好きな音楽を聴く
●ヨガやストレッチなどで身体の疲れをほぐす
●アロマテラピーを楽しむ 等
その他、「早寝・早起き」「バランスの良い食事」「禁煙」など、健康的な生活習慣を心がけることは、ストレス対策の基本となります。
しかし、忙しい毎日でこれを習慣にすることはなかなか難しい場合もあるため、まずは「3つのR」の中でできることから始めてみましょう。
昨今の新型コロナウイルス感染症の流行によって、感染に対する不安や自粛生活などによるストレスを抱える人が増えています。
「どう対応してよいかわからない」「感染がどんどん広がって先が見えない」「いつまでこの状況が続くのか」といった恐怖や社会生活への不安を抱えるのはとても自然な感情です。
この状況によるストレスや心の問題に対応するため、以下のような対策もお勧めです。
●手洗い
●うがい
●マスクの着用
●アルコール消毒
●人の多く集まる場所は避ける 等
●自宅でもできる軽度な運動を継続して行う
●電話やビデオチャットツールでコミュニケーションを行う 等
ストレスになる要因は日々溜まっていくものです。無理せず続けられるものを少しづつ継続していきましょう。また、「自分はまだ大丈夫」と過信せず、定期的に自分の状態を客観視することも大切です。
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健康情報を更新しました 「食生活」
今月の健康情報は「食生活」です。
食生活
まだまだ残暑が続きますね。夏バテで体調を崩されていませんか?
9月は健康増進普及月間といい、「運動」「食事」「禁煙」などの観点から健康に関する理解を深め、実践を促進していく期間として定められています。
そこで、今回は「食生活と健康」についてご紹介していきます。
私たち日本人の「食」は多様化し、元々食べていた「米」「野菜」「魚介類」中心の和食だけではなく、肉類や乳製品などの動物性たんぱく質を多く含んだ食事も多く取り入れられるようになりました。
しかしその反面、偏った食事内容になったりつい食べ過ぎてしまったりと、食生活が乱れがちな人も多いのではないでしょうか。
食事からとる栄養は、不足しても過剰にとりすぎても身体に負担がかかり、偏った食生活を続けると、以下の表のような生活習慣病にもつながります。
食事の偏り | 生活習慣病 |
---|---|
エネルギーのとりすぎ | 肥満、糖尿病、虚血性心疾患 |
食塩のとりすぎ | 高血圧、脳卒中、胃がん |
脂質のとりすぎ | 肥満、脂質異常症、 糖尿病、虚血性心疾患 |
ビタミン・ミネラル・ 食物繊維などの不足 |
がん、骨粗しょう症、貧血 |
●朝食を食べない
寝ている間に下がった体温を上げるために朝食をとることは大切です。
特にタンパク質は体温の上昇につながり、炭水化物は消化されて体内でブドウ糖になり、脳のエネルギーとなります。
●食事時間が不規則
食事時間が不規則だと、空腹感から間食の取りすぎに繋がります。どうしても食事時間がずれる場合は、次の時間までの時間を考え、軽めにするなど工夫してみましょう。
●外食が多い
野菜が多い定食メニューや単品メニューにも副菜の小鉢を選ぶなど、栄養バランスが偏らないよう気を付けましょう。
●サプリメントを多用する
サプリメントはあくまで1日の食事でとる栄養素の足りない分を「補う」もので、多用すると特定の栄養素の過剰摂取に繋がり身体に負担がかかる場合があるため注意しましょう。
主食、主菜、副菜、(汁物)を揃えると、栄養のバランスがとりやすくなります。
①主食
主に炭水化物の供給源で、体を動かすエネルギー源になります。
取りすぎても少なすぎても栄養バランスを崩す原因になります。
ごはん、パンなどを適量食べましょう。
②主菜
主にタンパク質や脂質の供給源で、体を作るもとになります。魚や脂肪の少ない肉、卵、大豆製品のどれか1つを毎食とりましょう。
③副菜
主にビタミンやミネラルの供給源で、体の調子を整えます。野菜、海藻、キノコなども組み合わせましょう。
④汁物
塩分をとりすぎないよう、1日1杯を目安にしましょう。
具だくさんにすると、いろんな食品を手軽にとることができます。
昨今の新型コロナウイルス感染症の流行により、様々な感染予防策が講じられていますが、食事で身体の免疫力を高め、対策することもお勧めです。
※免疫力…免疫とは、細菌やウイルスから身体を守ってくれる防御システムです。
小腸、大腸を合わせると体内の約50%もの免疫細胞が存在していると言われています。
もともと体内にあるものですが、腸内環境を整える働きがある乳酸菌やビフィズス菌などの善玉菌を多く含む食品を意識的に取り入れ、さらに免疫力を高めましょう。
代表的な善玉菌 | 食品 |
---|---|
乳酸菌 | 味噌、醤油、ぬか漬け、キムチ、 納豆等(発酵食品) |
ビフィズス菌 | 大豆、ゴボウ、アスパラガス、玉ねぎ、 とうもろこし、にんにく、バナナ 等 |
バランスのいい食事は免疫力の向上にも役立ちます。
・不足しがちな栄養素を補給するために、おかずとなる副食の種類を一品増やす。
・野菜を増やし食事に彩りを加える。(理想:白・黒・赤・黄・緑の5色)
・朝食を抜かない。朝食をとると体温を上げるだけでなく体内時計を整え、免疫力を高めることに繋がります。
食生活と健康は密接に関わりを持っています。
毎日の食事をよりおいしく、そして元気で楽しく過ごすために、日頃の食生活を見直して、できることから改善してみましょう。
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健康情報を更新しました 「あせも(汗疹)」
今月の健康情報は「あせも(汗疹)」です。
あせも(汗疹)
夏場になると増えてくる皮膚トラブル、あせも。
あせもは特に乳幼児や小児に多く注意が必要ですが、実は大人もできる可能性があるものです。
あせもとはどんなもので、どうやって予防するか知っていますか?
今回は、「あせも」と「予防方法」についてご紹介いたします。
あせもとは、大量の発汗に伴って汗の正常な排出が妨げられることで皮膚に現れる発疹です。
高温多湿な状況で汗を出すための管(汗管)がつまってしまい、汗がたまることで発症します。
・首や脇の下、肘・膝の裏、ベルトや下着で締め付けのある部分など、汗をかきやすくムレやすい部分に、赤身を帯びた小さなポツポツが急速に現れます。
・かゆみが強く、チクチクした感じや熱を帯びることもあります。
・一般的に「あせも」と呼ばれるものは、かゆみや赤みを伴う「紅色汗疹」と呼ばれるものですが、以下のようなあせももあります。
※紅色汗疹以外のあせも
◆水晶様汗疹…
透明で小さな水膨れができ、かゆみ、赤みを伴わない
◆深在性汗疹…
白く平らな湿疹で、かゆみを伴わない
夏場などの高温多湿な環境で大量の汗をかくことで発症します。 汗を体外に出すための管が、大量の汗(汗の成分やホコリ)によってつまり、その汗が皮膚の中にたまって周囲の組織を刺激することで小さな水疱や赤みのある発疹ができます。
高温多湿な環境や運動などによって汗をかいた際、通気性の低い服を着ていると、汗の量が増える、汗の排出が悪くなるなどが、あせもの原因になることがあります。
皮膚についた汗自体が刺激になってかゆみが起こる「かぶれ」もあせもと呼ばれることがあります。
※汗の他に刺激になるもの…
汗をかいているときに髪の毛やアクセサリーなどが皮膚に触れると、汗管をふさいだり刺激になったりして、あせもを引き起こすことがあります。
あせもを予防するためには、汗管がつまらないように皮膚を清潔にしていくことが大切です。
・汗をかいたらこまめにふき取る、シャワーを浴びるなどして皮膚を清潔に保ちましょう。
(汗管をつまらせないために効果的です。)
・汗を拭きとるときは、タオルで摩擦して皮膚を傷つけないよう、濡れたタオルで優しくふき取りましょう。
・シャワーで汗を洗い流した後は、皮膚を保湿することもあせもの予防につながります。
※但し、ワセリンやオイルなど油成分の多い保湿剤はかえって汗管をふさぎやすくなりますので、ローションなどさらっとしたテクスチャーの保湿剤がおすすめです。
・身に着ける衣服やエアコンなどで室内の温度を調整し、涼しい環境で過ごしましょう
・暑い日は特に、通気性や吸湿性が良く、肌あたりのよい木綿などの衣服を選びましょう。
・汗をかいている状態で顔や首元に髪の毛がかかるとあせもの原因になります。汗をかく時期は特に、髪を結ったり留めたりして汗管をふさがないよう工夫しましょう。
・素肌につけるアクセサリー類もあせもを助長することがあるため、つけないようにしたり直接素肌に触れないようにするなど注意しましょう。
・あせもが治らずに湿疹になったり、皮膚を掻くことで細菌が入り「とびひ」になってしまうことがあります。掻かないようにする、もしくは掻いてしまっても傷ができにくいように、爪を短く切るなど対策しましょう。
・まだ軽度なうちは、炎症やかゆみを抑えるために市販薬を使ってみてもよいでしょう。
・症状が重いときや、なかなか治まらないときは皮膚科を受診しましょう。
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健康情報を更新しました 「熱中症」
今月の健康情報は「熱中症」です。
熱中症
いよいよ本格的な暑さに向けて、注意が必要な季節になりました。暑さと湿気の中、早くも熱中症にかかる人がでてきているようです。
そこで今回は、「熱中症」と「熱中症対策」についてご紹介いたします。
大量に汗をかき、体内の水分や塩分が失われたり、体温調節機能の低下などにより発症する症状の総称を「熱中症」といいます。
症状としては、以下のようなものが代表的です。
・大量発汗
・めまい
・頭痛
・体温の上昇
・けいれん
・倦怠感
・吐き気
重度になると意識障害を引き起こすことがあるため、注意が必要です。
熱中症のおもな原因は、体の中で過剰な熱が作りだされていたり、熱の放出がうまくなされなかったりすることです。これに関連し、以下のような状況が熱中症を引き起こします。
体の中で熱がこもることによって大量に汗をかき、汗とともに体内の水分や塩分などが失われることで血液の低下や筋肉の硬直といった症状を引き起こします。
気温や湿度、風の有無、日差しの強さなどの気象条件が発症率に大きく影響する場合もあります。特に強い日光や反射熱にさらされる屋外での運動だけでなく、高温多湿の環境になっている屋内でも注意が必要です。
また、曇りの日や夜間でも、湿度が高い、風が吹かないといった条件で発症することがあります。
以下のような状況でも熱中症を引き起こす可能性があります。
・急激な気温上昇が起きたとき、体が温度変化にうまく適応できない
・睡眠不足や二日酔いによる体調不良
熱中症は、軽度なものから重度なものまで症状が幅広いため、早めの予防対策が大切です。
・気温に合わせて涼しい服装をする、日陰を利用するなどして暑さを避ける
・エアコンを利用するなど、屋内の気温調整にも気を配る
・特に暑い日や時間帯は無理をせず休憩を取る
・日傘、帽子などで直射日光を避ける
・のどが渇いていなくてもこまめに水分補給する
(のどが渇く前の水分補給が大事)
・1日当たり1.2リットルを目安に水分補給する
・大量に汗をかいたときは塩分も補給する
・日頃から体温を測定して体調管理する
・体調が悪いと感じたときは、無理せず自宅で静養する
・暑さで体力を消耗しやすくなるため、暑くなり始めの時期から適度に運動をする
・水分補給を忘れず、無理のない範囲で行う
・「やや暑い環境」で「ややきつい」と感じる強度で毎日30分程度行う
・気温・湿度の高い中でのマスク着用に気を付ける
・屋外では人と十分な距離(2m以上)を確保できる場合には、マスクを外す
・マスクを着用しているときは、負荷のかかる作業や運動を避け、周囲の人との距離を十分にとった上で、適宜マスクを外して休憩を取る
※高齢者、子ども、障がい者の方々は、熱中症になりやすいので十分に注意しましょう。
熱中症は、症状の程度により以下の3段階に分類されます。
・Ⅰ度(大量発汗、めまい、筋肉痛など)
・Ⅱ度(吐き気、頭痛、倦怠感など)
・Ⅲ度(高体温、けいれん、意識障害など)
Ⅰ度の段階は、まだ現場で対処できる状態ですが、Ⅱ度以降はすぐに医療機関での受診が必要な状態です。Ⅲ度になると、入院して集中治療が必要となってしまうため、「たかが熱中症」と侮らず、早めの予防対策を心がけましょう。
熱中症の症状が出てしまった場合は、速やかな応急処置が必要です。まずは体を冷やして熱を下げ、水分と塩分を補給するなどの処置を行いましょう。倦怠感、吐き気など体調不良が続く場合は無理をせず休み、早めに医師による診断を受けましょう。
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