健康情報を更新しました 「伝染性膿痂疹(でんせんせいのうかしん)<とびひ>」

今月の健康情報は「伝染性膿痂疹(でんせんせいのうかしん)<とびひ>」です。

 

伝染性膿痂疹(でんせんせいのうかしん)<とびひ>

伝染性膿痂疹(でんせんせいのうかしん)<とびひ>は湿疹などを掻いた傷口に連鎖球菌などの細菌が感染して起きる皮膚炎です。炎症が広がる様子からとびひと呼ばれます。

水疱、びらんを特徴とする水疱性膿痂疹(すいほうせいのうかしん)と、厚い痂皮(かひ)を特徴とする痂皮性膿痂疹(かひせいのうかしん)に大別されます。
強い伝染性があり子どもの場合、幼稚園や保育園、プールなどで感染することが多い病気です。大人でも感染するケースがあるため、注意が必要です。


水疱性膿痂疹(すいほうせいのうかしん)

原因となる細菌

黄色ブドウ球菌
健康な人の皮膚の表面や鼻の中にいる常在菌。

主な症状

できやすい部位

かかりやすい季節

主として夏
(暖房の普及で冬場でも見られる)

かかりやすい年齢

7歳未満の乳幼児



痂皮性膿痂疹(かひせいのうかしん)

原因となる細菌

化膿連鎖球菌
健康な人の皮膚の表面や鼻の中にいる常在菌。
A群β溶血性連鎖球菌(溶連菌)とも呼ばれる。

主な症状


できやすい部位

かかりやすい季節

季節に関係なし

かかりやすい年齢

年齢に関係なく大人でも発症



治療法

原因となる細菌を退治します。症状が重くならないうちに治療を始めると、より早く治ります。
症状に応じて主治医にご相談ください。

薬の種類
効能
形状
抗菌薬 原因となる細菌を退治する。 内服薬
外用薬
抗ヒスタミン薬
抗アレルギー薬
かゆみを抑える。 内服薬
外用薬
亜鉛華軟膏
プロペトなど
創面を保護する。 外用薬
治療中に注意すること
・指示された期間は、きちんと飲み薬や塗り薬を使用しましょう。
・患部を清潔に保ちましょう。(入浴時は患部をそっと洗います)
・治療の開始当初は、湯船に入るのは避けて、シャワーを使いましょう。
・医師の許可がない限り、湯船・プールは控えましょう。



ご家庭でのケア

■清潔に保つことが第一です。
■普段から爪などは短く切り、手洗い、入浴などをしっかり行いましょう。
■家族に感染者がいる場合は、湯船を入れることを控え、タオルや衣類は共有しないようにしましょう。
■感染性が高いので、早めに受診しましょう。

これからの時期は
・汗をかきやすく不潔になりやすいこと
・あせもや虫刺されが増えること
・高温多湿で菌が増殖しやすいこと
などの原因により、伝染性膿痂疹<とびひ>が流行しやすくなります。



気になる症状が見られたら、すぐに医師に相談し、早めに受診しましょう。


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